目の上が痛いのは頭痛の症状?気になる原因や対処法を教えて?

目の上が痛む男性

目の上が痛いと、場所が場所なだけに何が原因なのか心配になりますよね。

問題のない頭痛である場合もあれば、目や鼻、脳などの病気が隠れている場合もあります。

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そんな本日は、目の上が痛いときの原因や対処法、さらにその痛みに頭痛が関係しているのかについて調査したいと思います。

目の上が痛いのは頭痛が原因?

目の上に痛みがある場合は大きく分けて頭部・目・鼻・脳のいずれかに原因があると考えられます。

考えられる病気や症状についてひとつずつ詳しく見ていきましょう。

群発頭痛

まず、頭部の症状として考えられるのが群発頭痛です。

群発頭痛とは常に片側の目~側頭部や頭頂部にかけて激しい痛みが生じ、一定期間中ほぼ毎日起こる頭痛です。

痛みは「目をえぐられるような激しい痛み」とか「頭を硬いもので打ち付けたような痛み」と表現されるように非常に激しいものが多いとされ、痛む側の目は充血したり涙がでて、場合によっては瞼が腫れることもあります。

このような激しい痛みは15分ほどの短いこともあれば、3時間ほど続くこともあり、2週間から2か月ほどの期間中、夜中や早朝といった決まった時間に起こることが多いとされています。

緑内障

目の中では血液の代わりに「房水」という液体が目に栄養をはこぶ役割を果たしています。

この房水は目の「毛様体」という部分で作られて、「隅角」という部分から排出されるため、通常眼圧は一定に保たれています。

ですがこの隅角が狭くなったり詰まったりすることで房水が排出されなくなり、眼圧が上がってしまった状態が緑内障です。

緑内障は眼圧が上がるため、目の痛みや頭痛、吐き気などが出といった症状が現れます。

また眼圧が上がることで視神経が圧迫され、視野の欠損や視力の低下、そして最悪の場合失明に至ることもあります。

副鼻腔炎

副鼻腔とは、鼻の周りにある空洞のことで「前頭洞」「篩骨洞」「蝶形骨洞」「上顎洞」の4つがあり、ここに炎症が起きたものが副鼻腔炎です。

副鼻腔炎は鼻腔とつながっていることから、鼻の炎症が広がることで発症するとされています。

副鼻腔炎になるとくしゃみや鼻水が出るといった鼻炎症状から始まることが多く、次第にどろっとした鼻水が出たり、目の上や目の周りなどが痛くなることもあります。

脳の疾患

目の上が痛い場合は脳の疾患も考えられます。

危険なものとしては「クモ膜下出血」「脳腫瘍」「慢性硬膜下血腫」などがあります。

クモ膜下出血はある日突然金属バッドで殴られたような激しい痛みを生じます。

発症後嘔吐や意識消失などの症状を伴うこともあり、クモ膜下出血が疑われたらただちに救急車を呼んで病院へ行きましょう。

脳腫瘍は常に頭痛があり、だんだん痛みがひどくなっていくのが特徴です。

痛みが生じる部位はその腫瘍のある部分にもよりますが、前頭葉に腫瘍が発生すると目の上が痛くなることがあります。

また吐き気やうっ血乳頭、けいれん発作などといった症状が現れることもあります。

慢性硬膜下血腫は、頭を打ってから3週間~数か月の間にだんだんと頭蓋内に血がたまっていくものです。

そのため頭を打ってからだんだん頭痛がひどくなる場合はこの慢性硬膜下血腫の可能性があります。

放置することで血腫が脳を圧迫して、最悪死に至ることもあるため、早めに病院を受診しましょう。

 
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目の上を押さえる女性

次に目の上が腫れたり骨が痛む場合に考えられる病気についてご説明したいと思います。

ひとつずつ詳しくご紹介していきましょう。

結膜炎

結膜とは、目の白い部分からまぶたの裏側を覆っている薄い膜のことで、ここに炎症が起きたものが結膜炎です。

結膜炎はウイルスが原因でおこる流行性角結膜炎や、花粉症などのアレルギーで起こるアレルギー性結膜炎などがあります。

結膜炎になると目が赤く充血して涙がとまらなくなったり、目の上が腫れる、目の違和感があるなどといった症状が現れます。

むくみ

お酒の飲みすぎや塩分の摂りすぎによって、朝起きたらまぶたがむくんでしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

塩分は血管内に入ると周りから水をひきつけるはたらきがあり、余分になった水分が毛細血管から漏れることで細胞間に水がたまってしまい、むくみとなるのです。

またアルコールを摂りすぎることで血管が拡張し、血管壁から水分が外に抜けやすくなるために細胞間に水がたまって、むくみを引き起こす原因となります。

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このむくみは全身で起こりえますが、特に瞼は皮膚が薄く、むくみの症状が現れやすい部分です。

お酒や塩分を摂りすぎると翌日目の上が腫れてしまうのはこうしたことが原因と考えられます。

眼精疲労

眼精疲労は長時間持続的に目を使うことでおこります。

また、コンタクトを使っている人はコンタクトがあっていないことや、ドライアイなどが原因となることもあります。

さらに高血圧や糖尿病などによる自律神経が乱れることでおこる場合もあり、多くは目への直接的なストレスや精神的ストレス、全身の病気によるものなどが原因として挙げられます。

眼精疲労では目の酷使から目の痛みやまぶたの重み、充血、流涙などといった目の症状が出るだけでなく、肩こりや全身倦怠感といった目以外の症状が出ることもあります。

蓄膿症

蓄膿症は、上で紹介した副鼻腔炎が治らずに慢性化したものです。

そのため副鼻腔に膿がたまってしまったり、炎症が悪化し、鼻の中に「鼻茸」と呼ばれるポリープが発生することもあります。

膿がたまる場所によって痛みが生じる部分も異なり、前頭洞に発症した場合は目の上が、篩骨洞にした場合は鼻の上~眉間が、蝶形骨洞に発症した場合は鼻が、そして上顎洞に発症した場合は鼻の周り~目の下、頬辺りにかけてに痛みが生じます。

 
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目の上が痛む場合の対処法を教えて?

目の上が痛む場合に考えられる病気についてご紹介しましたが、続いてはその対処法について詳しく説明していきますね。

群発頭痛

群発頭痛は群発期にアルコールを摂取することで症状が誘発されたり悪化することが分かっています。

そのため、アルコールの摂取は控えることが大切です。

また、神経内科やペインクリニックでは群発頭痛を予防する薬と群発発作が起きたときに内服する薬の2種類を処方してくれることが多いため、正しく内服することでつらい頭痛を軽減させることができます。

緑内障

緑内障と診断されたら、まずは目薬で眼圧のコントロールを行います。

これで効果が十分に見られない場合はレーザーによる治療や、隅角を開放する手術などが行われます。

副鼻腔炎

副鼻腔炎は肺炎球菌やインフルエンザ菌、ブドウ球菌などによる感染が原因で起こることが多いため、これらの菌に有効な抗菌薬を使用します。

また鼻腔や副鼻腔にたまった鼻水を吸引して取り除いたり、炎症がある場合には消炎鎮痛剤などを使用することもあります。

脳疾患

脳の疾患は病院でCTやMRIを行うことで確定診断がつきます。

また、クモ膜下出血などは早急な対処が必要なため、突然の激しい頭痛があった場合は早急に病院へ行きましょう。

また頭痛がひどくなっていく場合や、意識障害、痙攣発作などがみられる場合は脳の疾患が考えられます。

脳の疾患は放置することで頭蓋内圧が亢進し、様々な障害が出やすいです。

脳腫瘍や慢性硬膜下血腫は手術が必要となることも多いため、早めの受診が必要です。

結膜炎

結膜の炎症を抑えるために抗炎症剤やステロイド剤の点眼を行います。

症状が強い場合は点眼に加えてステロイド剤の内服を行うこともあります。

またウイルスによる流行性角結膜炎の場合は、二次感染を防ぐために抗菌剤を使用したり、アレルギー性結膜炎の場合は抗アレルギー剤の点眼を行うこともあります。

むくみ

むくみは塩分やアルコールの過剰摂取が原因で起こることが多くみられます。

その為にこれらを控えることが効果的です。

ですが、つい塩分やアルコールをとりすぎてしまったという場合は、顔の血行をよくするためのマッサージをしたり、保温をする、そして余分な水分を排出するためにカリウムの多く含まれた食品を取り入れることが効果的です。

カリウムはトマト、バナナ、海藻類、納豆などに多く含まれるため、積極的に取り入れるとよいですね。

眼精疲労

眼精疲労は目の酷使やストレスが原因となるため、目を休めたりリフレッシュすることで改善することがあります。

また、コンタクトが合わない場合はコンタクトを変えたり、ドライアイやそのほかの疾患がある場合はこれらの治療を行います。

眼精疲労の場合はその人によって原因は様々なので、その人に応じた治療が行われるようになります。

蓄膿症

蓄膿症では副鼻腔炎と同様に抗菌剤や消炎鎮痛剤の投与、そしてたまった鼻水の吸引が行われますが、蓄膿症の場合は定期的に鼻の吸引に通院する必要があります。

また、数か月治療を行っても改善しない場合は、腫れた鼻の粘膜を除去してたまった膿を取り出す手術が行われることもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

目の上が痛い場合に考えられる病気、そして頭が痛い場合の原因について詳しくご紹介しました。

目の上が痛くなる原因としてはこのように様々な原因が密接に関わっているということが分かったと思います。

ただの頭痛かも…と思って放置せずに、早めに病院へ行ってしっかりと診断してもらうことが大切ですね。

そのうえで自分の症状に合った対処法を行うことで、痛みの緩和につなげましょう。

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