耳の入り口が痛い原因とは?腫れたりできものが出来てる場合の対処法は?

耳掃除している風景

鼻や口は、鏡を見るとどうなっているのか自分で見ることができますが、耳は鏡を使ってもはっきりと見ることができません。

痛かったり、できものができていても自分でどうなっているのか見れない分、不安は大きいですよね。耳の中が痛いと、中耳炎かなと予想がつくこともありますが、耳の入り口が痛いと何が起きているか分りませんね。

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そんな本日は耳の入り口が痛む原因と腫れたりできものが出来ている場合の対処法について詳しく解説したいと思います。

耳の役割を簡単にご紹介!

まずは、耳の大事な役割について簡単に説明したいと思います。

耳の入り口である外耳の働き

外耳は、外見から見えている耳介、耳介から鼓膜までをつなぐ外耳道、奥にあるうすい膜の鼓膜から成り立っています。

外耳の主な働きを下記にまとめておきますね。

  1. 音波を集め、その音波を中耳に伝えること
  2. 音を増幅させること
  3. 異物が入るのを防ぐこと
  4. 耳垢を外へ出すこと
  5. 鼓膜の振動

外耳があることで大事な聴力を一定に保つことが出来たり、異物が入ったりすることを防ぐことが出来るんですね。

外耳にはとても大事な役割があることが分かったと思います。

耳の入り口が痛む原因と症状、病名を教えて?

耳を傾ける女性

外耳の役割や大事さが分かったところで次は耳の入り口が痛む場合の原因について見ていきましょう。

外耳道損傷(けが)

外耳道の損傷で最も多いのが耳掃除によるものです。

耳かきによって外耳道を傷つけてしまうのです。

・耳介血腫

耳を強くこすったりすると、みみたぶの皮膚と軟骨の間が剥がれてしまい、剥がれた隙間に血液が溜まります。

激しいスポーツ(レスリング・相撲)などをする方がなることが多いです。

・耳垂裂

みみたぶが切れてしまう状態です。

ピアスなどが引っかかるることでみみたぶが避けてしまいます。

・外耳道損傷

耳掃除などで外耳道が傷ついてしまうことをいいます。

耳掃除を頻繁にしすぎないようにしましょう。

異物混入

耳に何らかの異物(虫、ビーズ、小石など)が入り込み、炎症を起こしてしまうことをいいます。

異物を無理やり取ろうとすると奥の鼓膜を傷つけてしまうことがあります。

耳垢を耳掃除などで無理に取ろうとすると、耳垢が奥に入ってしまい炎症を起こしてしまうことがあるのです。

プールなどで耳に水が入って、不快を感じたことはありませんか?

その水を取ろうとして、綿棒で耳掃除をすることで外耳炎を起こすこともあります。

リンパ節の腫れ

耳の下が腫れたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

耳の下には、耳下腺リンパ節という部分があります。

リンパ節の中を流れているリンパ液は細菌やウイルスを排除する役割があります。

体の中に細菌やウイルスが侵入して、体が戦っている時、リンパ節が腫れてくるんですね。

では、どのような菌でリンパ節が腫れてしまうのでしょうか。

それは、主に中耳炎、内耳炎、外耳炎、虫歯などが原因になることがあります。

さらには肩こりもリンパ節が腫れる原因となってきます。

肩こりによって筋肉がこり固まってしまうとリンパ液の流れが悪くなり、リンパ節に老廃物が溜まってしまうからです。

ストレス

ストレスは自律神経のバランスを乱し、あらゆる病気に関連していますが、耳にも関連します。

・突発性難聴

ストレスで耳が聞こえなくなり痛みを感じる病気です。

両耳ではなく、片耳だけに症状が出たり、原因ははっきり分かりませんが、ストレスが関連していると言われています。

・心因性難聴

耳には何の異常も見られず、急に両耳が聞こえなくなります。

学童期の子供に起こりやすく、ストレスが大きく関連していると言われています。

耳の入り口が腫れたりできものが出来る場合の病気は?

耳の入り口が痛いだけでなく、腫れたり、できものができていたら何の病気と心配になりますね。

腫れたり、できものが出来た際に考えられる病気についてお話していきます。

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急性化膿性限局性外耳炎

耳を触ってみると分かると思いますが、軟らかいですよね。

耳の入口から耳の奥までの3割は軟骨で出来ていて、奥の方の7割は、他の組織同様に骨でできています。

この軟らかい軟骨でできている部分は、皮膚の中に毛根を包む細胞や汗が出てくる汗腺や皮脂腺などの分泌組織がたくさんあります。

皆さんが耳掃除をする耳垢などは、この分泌組織が作りだしています。

しかし、この分泌組織に感染が起こるとどうなるでしょう。

分泌組織であるために分泌液は滞り、膿ができてしまいます。

そうすると、耳の入口におできのようなできものができてしまうのです。

できものができると痛みが強く、頭痛を伴う方もいます。

このできものができる原因になる感染は、皆さんが行っている耳掃除が原因となっていることが多いです。

耳垢にも大切な役目があり、外から入ってくるゴミを防御したり、ばい菌の繁殖を抑え、皮膚を保護しています。

耳掃除を頻繁にして、耳垢をきれいに取り除いてしまうことは、耳垢の保護機能が失われて感染を起こすリスクが高くなります。

さらに耳かきの刺激により、耳の粘膜を傷つけてしまい、感染を起こしてしまうのです。
 

粉瘤

粉瘤ができたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

粉瘤は皮膚にできる良性腫瘍です。

粉瘤は代謝によって排出される垢やふけが皮膚の下に溜まったためにできます。

粉瘤はできるだけでは痛みなどなく問題ないのですが、ばい菌が入りこむことで炎症を起こして赤く腫れ上がり痛みを伴います。

大きくなると悪性化してガンになってしまうこともあります。

にきび

耳にも皮膚があるため、顔と同じようににきびができることがあります。

最近の若者に多いと思いますが、イヤホンを付けて音楽を聴くことは日常生活で当たり前のようにありますよね。

スマホで音楽を聴いてる人も最近はとても多いです。

イヤホンにほこりなどが付着していて、そのイヤホンを頻繁に使用することで耳ににきびができやすくもなります。

肉芽

肉芽はピアスをつけている方にできやすいです。

ピアスが合っていなかったり、重くて耳に負担がかかっていることで、ピアスの周りを取り囲むように肉芽ができます。

ひどい場合には、汁が出てきます。

耳の入り口が痛む場合の対処法を教えて?

医者がハートを持っている

耳が痛い、違和感がある際には、軽視せずにまずは、耳鼻科を受診するようにしましょう。

痛みが出てからは病院に行くのが先決ですが、痛みが出る前にできる対処法もあるのでいくつかご紹介しておきます。

耳掃除をしすぎない

外耳道を痛める原因のほとんどが耳掃除によるものです。

耳かきを奥まで入れすぎず、短く持つようにしましょう。

外耳道の働きでもお話したように、外耳には耳垢を出そうとする働きがありますので、耳掃除は最小限にしましょう。

通常の耳垢では問題ないのですが、湿性の耳垢は耳掃除によって奥に押されて大きな塊となります。

塊となると炎症を起こすことがありますので、自分で対処できない際には耳鼻科で耳掃除をしてもらうことも良いでしょう。

耳鼻科では、1,000円程で耳掃除をしてくれますよ。

ストレス解消

先ほどもお話したようにストレスは耳の痛みに関連しています。

個人個人の趣味を持ち、ストレス解消することが大切です。

お休みの日などはリラックスをして過ごしたり、自分の趣味に没頭するのもいいでしょう。

適度な運動をすることで健康的に過ごすことが出来ますよ。

規則正しい生活を送る

不規則な生活を送っていると免疫力が落ちてしまいます。

免疫力が落ちてしまうと菌やウイルスに感染してしまい、耳に痛みが出てしまうのです。

免疫力を高めるためには、バランスの良い食事と十分な睡眠をとるなどの規則正しい生活です。

冷えによって血液の流れが悪くなると免疫力は低下してしまいます。

血液の流れを整え、体温を維持するためにも食生活を見直しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

耳の入り口が痛む場合の原因や対処法、そしてどんな病気の可能性があるのか詳しくご紹介しました。

耳の入り口が痛いからといっても原因は1つではなく、多種多様にあります。

耳は、自分で直接見ることができない部分のため、不安も大きいと思いますが、自己判断で処置したりせずに早目に病院にいくようにしましょう。

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