
頭が痛いと集中力が低下したり、日常生活や仕事に支障が出ることがありますよね。
こんな頭痛、なんとかしたい!と思ったときに、できれば薬に頼らずに頭痛を治したい!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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今回は薬を使わずに頭痛を治す方法や、妊娠中や授乳中、生理中の対処法などご具体的にご紹介します。
薬以外で頭痛を治す方法が知りたい!
お薬を飲む以外に頭の痛みを緩和する方法を詳しくご紹介したいと思います。
頭が痛いからといってすぐにお薬に頼ってしまうのも少しネガティブだと思いますので参考にしてください。
首や肩のマッサージ
頭痛を緩和するのに簡単にできるのが、首や肩のマッサージです。
頭痛は首や肩の筋肉が緊張することで頭部への血流が悪くなることで起こる場合があります。
そのため、肩や首周りをマッサージすることで筋肉をもみほぐし、血流を良くすることで頭痛が緩和されます。
また深呼吸をしたり、肩甲骨を意識しながら肩を回すことは、肩や背中の筋肉を動かすことにもなるため、一緒に行うとより効果的です。
適量のカフェインを摂取する
頭痛の種類によってはカフェインを摂取することで頭痛が緩和される場合があります。
カフェインには血管を収縮させる作用があるため、血管の拡張が原因で頭痛が生じる片頭痛の方には効果的です。
ただし緊張型頭痛の場合は肩や首、頭の筋肉が緊張することで頭痛が生じるため、血管収縮作用のあるカフェインは逆効果になるため、控えましょう。
ストレスを解消する
頭痛の一番の大敵はストレスです。
そのためストレスをためないのが一番なのですが、こうもストレス社会だとストレスをためないのは難しいですよね。
そのため、運動したりお風呂に浸かったり、自分の時間を大切にしたり…など、自分に合ったストレス解消法を見つけてストレスを発散してみましょう。
妊娠中、授乳中、生理中の時はどうする?

生理による頭痛であれば市販の頭痛薬を使用することができますが、妊娠中や授乳中には使用できない薬もあるため、できるだけ薬に頼らずに頭痛を解消したいですよね。
そのため、つらい生理痛の時や妊娠中・授乳中でもできる頭痛の解消法をまとめました。
ゆっくりと休息をとる
まずはゆっくり休むことです。
生理中は生理によって血液がいつもよりたくさん排出されます。
そのため貧血や疲れやすくなっていることが多いと思いますので、生理中は無理をせず、休めるときにゆっくり休みましょう。
また、妊娠中や授乳中も同様です。
妊娠中は胎児に栄養を送るため、妊婦さん自身の栄養が不足しがちになったり、大きくなってくるお腹を支えるのにエネルギーが必要になります。
また、授乳中も授乳によりエネルギーをより消費するわけなので、しっかりと身体を休ませることはとても大切です。
質の良い睡眠をとる
睡眠時間が短すぎたり、深い眠りにつけないなど、質の良い睡眠がとれていないときは自律神経が乱れやすくなります。
通常自律神経は交感神経と副交感神経という2つの相反する神経がバランスをとりながら生命を維持しています。
睡眠時には副交感神経が優位になるのですが、質の良い睡眠がとれていないとこれらの自律神経のバランスが乱れ、頭痛の原因となることがあります。
生理痛がひどくて夜眠れない場合や、妊娠中大きなお腹で息苦しくて眠れない場合、そして小さな赤ちゃんに夜中も授乳中である場合などは、なかなか良質な睡眠をとることが難しい場合もあるかもしれません。
ですが、朝きちんと早起きをして夜も早めに寝るように心がけたり、寝る2時間前はスマホやパソコンなどを操作しないようにするだけでも入眠までがスムーズになり、良質な睡眠がとれるようになることもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
姿勢を正す
姿勢を正すことも頭痛の改善につながります。
特に生理中だと腹痛のため前かがみになりがちになったり、妊娠中であれば大きなお腹を支えるのに反り腰になりがちになるかと思います。
また、授乳中であれば授乳時の体勢って結構しんどいと思うこともありますよね。
このように生理中や妊娠中、授乳中は姿勢が悪くなりやすくなっているのです。
そのため意識して背筋を伸ばしてみたりきれいな姿勢を意識することで、肩や背中の血行が改善され、結果的に頭痛の改善につながることもあります。
妊娠中や授乳中でも飲める頭痛薬はあるの?
次に妊娠中や授乳中に飲める頭痛薬はあるのか、そして頭痛薬に含まれる成分について説明します。
アセトアミノフェン
アセトアミノフェンが主成分の薬であれば、妊娠中や授乳中でも内服できるとされています。
主な市販薬としては「ノーシン」や「セデス」といったものがあげられますが、まずは自己判断せずに、医師や薬剤師に相談してから購入するようにしましょう。
カロナール
カロナールは病院で処方される薬で、妊娠中や授乳中、乳幼児でも内服できる薬です。
こちらも上に挙げたアセトアミノフェンを主成分とした薬なので、基本的には妊娠中でも内服できるのですが、28週以降の妊婦が内服することで、胎児に動脈管収縮を起こすことがあるとの報告もあるため、できるだけ薬の使用は避けた方がよいかもしれませんね。
まとめ
薬以外で頭痛を治す方法はあるのか、そして妊娠中や授乳中・生理中の対処法について詳しくご紹介しました。
妊娠中や授乳中でも飲める頭痛薬はあるにはあるのですが、自己判断で内服せずに必ず医師や薬剤師に相談の上内服するようにしましょう。
また薬に頼らない方法でも頭痛を改善する方法はあるため、妊娠中や授乳中は特に、まずは薬に頼らない方法を試してみてはいかがでしょうか。
自分に合った頭痛改善法を取り入れながら、うまく頭痛を解消していきましょう!
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