子供の頭痛の原因を解明!熱なしの場合と熱がある場合の対処法とは?

子供の頭痛原因や症状は?

頭痛は様々な原因によって引き起こされますが、自分の子供が頭痛を訴えた時、親としてどうするべきか迷いますよね。熱がある場合と熱がない場合などその都度、対処の仕方が変わってくると思います。

原因はどこからくるのか、子供が苦しんでいる時どこの病院へ行けばいいのか、頭痛が1週間も続くのはどうしてなのか、などの疑問についてまとめてみました。

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子供の頭痛原因を教えて?

子供の頭痛を考えた時、一番重要なことは、その頭痛が命の危険があるかどうかという事です。

医療に通じている人なら判断するのは容易なのでしょうが、ほとんどの親は、何からくる痛みなのか分かりませんよね。子供が訴える頭痛の原因の中で、主に考えられるものを挙げてみましょう。

(1)一次的なもの

一次的なものとは、頭痛の中でも良性のもので、緊急性はそれほど高くない頭痛の事で、大人でも悩まされる片頭痛緊張型頭痛などです。

片頭痛によるもの

子供に起こる片頭痛は発作的なもので、チクチクと痛む時間が大人よりも短く、頭痛が治まると何もなかったかのように過ごします。

これは、「怠けている」と思われる頭痛としても知られていて、学校によく遅刻・早退したり、保健室で休むことが多かったり、家でも暗くて静かな場所を好んで寝ていたりします。

緊張型の頭痛

これは、主に肩こりが原因でおこるもので、長時間の勉強やテレビ鑑賞、ゲームのやり過ぎが原因と考えられます。

ぎゅーっと圧迫されたような、苦しい痛みです。これは子供だけではなく大人でも同じ症状が出たりするので日頃から注意が必要です。

 
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視力の異常によるもの

視力低下や、メガネ・コンタクトの使用による、目の疲れからくるものです。

また、視力に異常をきたす病気(色覚異常、斜視、弱視など)からくるものもあります。

 
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(2)二次的なもの

判断を間違うとちょっと怖い、悪性の頭痛になりなります。

風邪やインフルエンザなどの上気道感染は、発熱を伴って頭痛がおきる場合がありますが、しっかり治療をして解熱すれば心配ありません。しかし、場合によっては髄膜炎・脳炎へ発展するおそれがあります。

また、脳腫瘍・てんかん発作・頭部外傷(頭をぶつけた時に起こる脳出血)など、脳疾患に関係するものが原因の時は、激しい頭痛がするため、注意が必要となってきます。

これらの病気は、頭痛と一緒に吐き気や嘔吐、まめい、意識がなくなる、けいれんを起こすなどの症状を伴うことがあります。

また、耳鼻科の病気(副鼻腔炎、中耳炎)や、歯科(虫歯からの感染)が原因で起こる頭痛もあるので、頭痛と一緒に随伴する症状(鼻水や耳だれ、歯が痛い)がないか、注意深く観察しておきましょう。

 
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熱なしの場合と熱ありの場合の対処法とは?

お子さんの頭痛の原因は発熱の有無にも関係してきますが、実際に「頭がいたい」と訴えてきたら、どう対処したらいいのでしょうか?

具体的にどんな事に気を付けて対応すればいいのかを挙げていきたいと思います。

(1)熱がない場合の頭痛

子供の片頭痛

片頭痛が原因だと思われるものは、平日に起こる時が多いようです。

大人とは違い、痛みは軽い事が多いので気が付かないようです。

学校から帰ってきて、すぐ横になりたいとか、ちょっと頭がクラクラする、など訴えた時には、薄暗くて静かなところで休ませましょう。

すぐに「仮病じゃないか?」と疑うのではなく、片頭痛だとわかっている時には、特にお子さんの事を優しく見守ってあげることが大事です。

また予防するためにも、必要なら生活習慣を見直しましょう。

早寝早起き、食事をバランスよく3食食べ、規則正しく過ごす事が基本です。

もし、学校のストレスからくるものであれば、担任の先生や養護教論とも説く話し合う事も必要です。

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子供のストレスとなる原因を少しでも取り除いてあげてくださいね。

また、病院で処方してもらっている鎮痛薬があったら、我慢せずに服用させてください。

緊張型頭痛

主に肩こりからくるものなので、首から肩にかけて、蒸しタオルや温湿布などで温めてあげてください。

勉強のために長時間机に向かっている、テレビやゲームで長時間同じ姿勢を取っているようでしたら、時間を決めて時々目を休めるよう声がけしましょう。

また、背伸びをするなど、軽い体操で体をほぐしましょう。

最近では特にスマートフォンで動画を観たり、ゲームをしたりするお子さんが増えていると聞きます。

スマートフォンを触るときにどうしても前かがみになってしまい、その状態でずっと動画を観たりゲームをすると首や肩が凝り、それが頭痛に繋がることもよくあります。

お子さんからスマートフォンを取り上げたりするのではなく、制限時間を作り、それを守って使わせるようにするのがベストだと思いますね。

スマートフォンを使い過ぎて頭痛を訴える子供達が増えているのも深刻な問題として取り上げられています。

視力低下によるもの

裸眼で学校の黒板が見えづらくなっているようでしたら、眼科へ行って診てもらいましょう。

メガネを使用している人は、度数が合っているかどうか調べてもらってくださいね。

脳腫瘍やてんかん発作によるもの

熱がなくても緊急性の頭痛になる場合があります。

頭痛の他に、嘔吐やけいれんが見られた時などは、脳疾患の可能性もあるので病院へ行ってお医者さんに相談してください。

(2)熱があった場合の頭痛

風邪やインフルエンザの場合

風邪やインフルエンザなどで熱がある時には、頭部をアイスノンや冷却シートで頭部を冷やしてあげてください。

そして脱水症状になる可能性もあるので水分を十分に補給することも忘れてはいけません。特にインフルエンザは、病院からの薬を服用してしっかり治すことが大事です。

髄膜炎・脳炎の場合

髄膜炎・脳炎は、高熱が続きます。

特徴的な症状は、首が硬くなって曲げる事ができない(頭を前の方に倒せない)、意識がなくなる、けいれん発作を起こしているときなどは、この病気を疑ってください。

「あれ?なんか変?」とお母さんが思ったときには、迷わずにすぐ病院へ行きましょう。

小さなお子さんは自分では覚えていない事があり、表現もうまくできない事が多いので、お母さんが覚えていると、病気の診断にも役立ちます。

熱なしで1週間続いた場合は何科を受診?

熱がなく、1週間くらい続くような頭痛は、緊急性の少ない片頭痛や緊張型頭痛が慢性化して起こるものです。

これは「慢性連日性頭痛」というもので、生活環境や精神的な問題が大きく関係していると思われます。

日本では、子供の頭痛を専門にしている小児科の先生はまだ少なく、どこへ行ったら迷う事も多いかと思いますが、最初は小児科へ行きましょう。

そこで、専門的な治療が必要だと判断されれば、頭痛外来や脳神経外科へ紹介されるパターンが多いです。

また、頭痛が副鼻腔炎や中耳炎を伴っていれば耳鼻科、虫歯などの口からくるものは、歯科や口腔外科への受診が必要になります。

心理的なものが原因で頭痛が続く場合は、カウンセリングが必要になる場合もありますので、児童精神科や心療内科の受診をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

子供が頭痛を訴えた時には、怖い病気なのでは?と不安になってしまいますよね。

片頭痛や緊張型頭痛は、慌てずに対処することで改善されます。

しかし子供の頭痛は脳の疾患をはじめ、耳鼻科、歯科口腔外科、眼科などの病気が隠れている可能性もあります。大人のように上手に痛みを伝えられない為に、発見が遅れて重大な病気を見逃してしまう事のないよう、お子さんの異変には注意して、よく観察しましょう。

私も子育て中に、「頭が痛い」「お腹が痛い」と言われたときは、学校に行きたくなくて仮病使ってるのでは?と思っていた時があります。でも、お母さんお父さんはお子さんの言葉をよく聞いてあげてください。

子供がうまく言葉で伝えられず、親も理解できなくて、互いにイライラしないよう心がけてください。

お子さんを安心させるためにも、落ち着いて対応するように心がけて下さいね。

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