
周期的に頭や目の奥が痛くなる…。頭を動かすと頭痛がひどくなる…。こめかみや頭の左側がズキズキと痛む…。
皆さんはそんな症状で困ってはいませんか?
仕事中に起きてしまうと辛いものですよね。では何故そのような頭痛が起きてしまうのでしょうか。
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体を動かすと頭が痛くなる原因と対策を考えていきましょう。
動くと痛い頭痛の原因は偏頭痛と緊張型頭痛?
動くと痛い頭痛の症状で考えられるものは「偏頭痛」や「緊張型頭痛」といえるでしょう。慢性的に起こるこれらの頭痛は以下の要因が考えられます。
睡眠不足、または寝過ぎ
生活のリズムが不規則で夜遅くに寝てしまっていませんか?
睡眠不足は偏頭痛を引き起こす大きな原因の1つです。
また、休みの日にはたくさん寝てしまいがちですが、寝過ぎることも偏頭痛を引き起こす原因となります。
大きな音や強い光によるストレス
強い光を浴び続けたり、大きな音がする場所にいると、脳が刺激を受けて血管が拡張し、偏頭痛を引き起こす原因になります。
朝食を抜く
血糖値が低いと、脳がストレスを感じ、偏頭痛を引き起こす原因になります。特に朝起きたばかりの身体は血糖値が低い状態になっています。
頭痛を誘発する食品
アルコール、中でも赤ワインには血管を拡張する作用があるヒスタミンという物質が多く含まれています。
また、チョコレートやチーズ等にはチラミンという血管を収縮する作用がある物質が多く含まれています。いずれも偏頭痛を起こす要因の1つとなる物質です。
動くと痛い頭痛の予防や対処法を知ろう!

様々な原因が動くと痛い頭痛の原因となっていることが分かります。
では、これらの予防や対処法はどのようなものがあるのでしょうか?
睡眠をしっかりとる
毎日決められた時間に就寝して、同じ時間に起床することで睡眠の質が上がり、偏頭痛の改善に繋がるということが米国の大学の研究により明らかになってきています。
個人によって違いはありますが、睡眠時間は7~8時間はとることが望ましいです。
寝る前に音楽を聴いたり、スマートフォンなどを見たりすると脳が覚醒してしまい、睡眠の質が下がってしまうのでこれらは就寝前には避けるようにしましょう。
また、寝る直前に飲食をしてしまうことも内臓の動きが活発になり睡眠の質が下がる原因となります。就寝4時間前には夕食を摂り、就寝2時間前には水や飲料は飲まないようにしましょう。
日光や騒音を避ける
強い光や大きな音による脳へのストレスを感じないようにする為には、それらを避けることが一番の対処法です。
日光が強い日には極力外出は避け、外出しなければいけない場合には帽子を被り直接光を浴びないようにしましょう。騒音が大きい場所も同様に近付くことは避け、耳栓等を持ち歩いていると万全です。
1日3食しっかり食べる
朝起きてすぐに出勤し、朝食は食べない。
このような生活を送っていると頭痛が起きる可能性が高まってしまいます。
朝食をきちんと食べることはもちろんですが、昼食と夕食もしっかりと食べて3食きちんと摂るようにしましょう。1日の食事は毎日同じ時間に食べることが望ましいです。空腹状態や食事を抜くことによる低血糖状態は避けましょう。
血管運動に作用する物質の摂生
上記に挙げた赤ワインやチョコレート、チーズ、柑橘類等は食べ過ぎてしまうと脳の血管に直接作用してしまう物質が多く含まれているので、これらの食品を食べる際は過剰に摂取しないことが望ましいです。
食べ過ぎに注意しましょう。
まとめ
動くと痛い頭痛には他にもまだまだ原因と考えられるものがたくさんあり、不明な部分が多く、現在も研究が進められています。
上記に挙げた原因をきちんと予防していても、偏頭痛が起きてしまう場合もあるかもしれません。もし、そうなってしまった場合は暗い静かな部屋で休むのが一番です。
身体を動かさずゆっくり休むようにしましょう。
そして何より、偏頭痛の疑いがあった場合はすぐに病院を受診して偏頭痛薬をもらい、服用することもおすすめします。
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