蓄膿症による頭痛が治らない場合の原因と治し方を教えて?

鼻をかむ外国人女性

頭痛には実に多くの種類があります。

偏頭痛や緊張型頭痛。
激しく痛む群発頭痛。後頭神経痛などなど…

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様々な頭痛の中でも、鼻水や鼻づまり等の「鼻炎が伴った頭痛」というものが存在します。鼻炎と頭痛は一見すると関係性があまり無いように思えますが、実は深く関係しています。

鼻の病気である蓄膿症が原因で頭痛に繋がることもあるので、その症状などについてもチェックしてみましょう!

蓄膿症ってどんな症状がでるの?

風邪をひいてしまった時、細菌やウイルスによって鼻の周辺にある副鼻腔(ふくびくう)という部分が炎症を起こしてしまうことがあります。

この状態を副鼻腔炎(ふくびくうえん)といいます。
そしてこの副鼻腔にいる細菌やウイルスと白血球が戦って炎症が起こっている副鼻腔の中に膿が溜まります。副鼻腔炎が慢性化するとこの膿が排出されずにどんどん溜まっていってしまうんですね。

この状態を蓄膿症(ちくのうしょう)といいます。
蓄膿症は鼻づまりや鼻水の他にも、頭が重くなったり、頭痛が起きたりといった症状が起こります。

それでは何故、蓄膿症で頭痛が起こるのか、その原因を解説していきます。

蓄膿症で頭痛が起こるメカニズムとは?

蓄膿症が起こる患部となる副鼻腔は顔の様々な位置に存在しており、炎症が起こっている位置によって痛みを感じる場所が変わるんです。

鼻の横、頬の辺りにある上顎洞(じょうがくどう)に炎症が起きると、ほっぺたや歯の周辺が痛くなり、眉間周辺から眉毛の上の辺りにある前頭洞(ぜんとうどう)に炎症が起こると額周辺に痛みが生じます。

目の間に存在する篩骨洞(しこつどう)が炎症すると目の周辺に痛みが生じます。
そして篩骨洞のさらに奥に位置している蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)が炎症すると頭痛や、頭が重くなるといった症状が現れます。

このように、蓄膿症は副鼻腔の位置によって炎症が起こった時に痛む場所が変わってくるんです。
頭痛が起こり、鼻水や鼻づまりがひどい場合は蝶形骨洞に蓄膿症が起こっている可能性があります。蓄膿症は鼻だけでなく顔の他の部位にも痛みを起こすことがあるので、風邪をひいた時に顔のどこかが痛くなるようなことがあれば蓄膿症の可能性があると言えます。

蓄膿症で起こる頭痛の対処法や治し方は?

蓄膿症で頭痛が起こる原因は副鼻腔の炎症によるものです。

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ロキソニン等の痛み止めや頭痛薬でも痛みを抑えることはできますが、副鼻腔の炎症と溜まった膿が痛みの原因となっているので、薬が切れるとまた痛みが再発してしまいます。

この炎症を抑えることと副鼻腔に溜まった膿を排出することが根本的な治療となります。

主な治療法は投薬によるものがあり、鎮痛剤を服用して痛みを楽にした上で、膿を排出しやすくする薬と抗生物質を服用して菌を除去していきます。

効果が出ると数日で症状が改善され、頭痛も消えていきます。
症状の改善が見込めない場合、マクロライド系抗生剤を長期間服用するという治療法がありますが通常、抗生物質の長期的な服用は身体に負担がかかる為に行われていません。

しかし、このマクロライド系抗生剤は通常の抗生物質の半分程の量となっているので身体への負担が少なく、長期的に服用することができます。

病院を受診する際は耳鼻科を受診して専門医の診察を受けましょう。
蓄膿症にかかっているかどうかはレントゲン撮影やCTスキャン、内視鏡スコープを使った検査等ですぐに判断ができます。

処方された薬を飲み忘れたり面倒だからといって途中で飲むのをやめてしまうと、症状が酷くなり慢性化してしまう場合があるので自己判断で薬を飲まなかったり通院を辞めてしまうのはいけません。

長期的なマクロライド抗生剤を処方された場合も継続して飲むことが大事です。

蓄膿症は慢性化すると数ヶ月にもわたって症状が続き、痛みも激しくなってくる厄介な病気です。
頭痛がした時に鼻炎がひどい場合や顔に痛みが出ている場合はそのままにせず、すぐに医師の診察を受けましょう。

蓄膿症によって頭痛が治らない場合も同様に、かかりつけの医師に相談するようにしてください。

まとめ

蓄膿症による頭痛が治らない場合の原因や対処法、そして治し方についてご紹介しました。

一見、鼻の病気と頭痛はまったく関係ないものと思い込んでしまいますが、神経などが密集している部分でもあるので一概に関係ないとは言えません。頭痛の原因が何から来ているものなのかをまず見極めないといけないので、やはり早急に対処するためにはまずかかりつけの医者を受診することが大事かなと思います。

私も慢性鼻炎を持っているので年がら年中、鼻が詰まっています。
鼻詰まりが続くと頭が重たかったりボーっとした症状が出て来たり、日々の生活にあまり支障はありませんがやっぱり快適な生活は出来ませんよね。

そういう場合は専門医に相談して適切なお薬を処方してもらう方が快適に生活できます。

我慢しても良いことはないのでまずは病院を受診することが治す一番の近道かもしれません。

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