食中毒で頭痛が続く場合がある?気になる原因と対処法をチェック!

食中毒でお腹が痛い女性

学校や飲食店など、時として集団で起こり、大きな事故となってしまうこともある食中毒。

先日もO157で食中毒を起こしてしまいニュースで報道されていたのでかなりタイムリーなお話だと思います。食中毒を起こすと「腹を下す」というイメージがありますが、実際は原因になる細菌やウイルスによって様々な症状が出ます。

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実は食中毒の症状の1つとして”頭痛”が起きることもあるのです。
今回はどのような細菌やウイルスが頭痛を引き起こすのか、そしてその原因や対処法について詳しく解説していきます。

頭痛を引き起こす食中毒とは?

頭痛を引き起こす主な食中毒菌は以下のものになります。

病原性大腸菌

様々な食品に存在しており、頭痛の他に腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱、血便などの症状が現れます。
O157は有名な病原性大腸菌で、たびたび集団食中毒を引き起こす原因菌となっており、死亡例も多数報告されている危険な食中毒菌です。

発症までの時間は12時間~8日と個人差があり、平均して5日前後となります。熱や消毒剤に弱いので、充分な加熱と手洗いの実施をすることで菌が死滅します。

ボツリヌス菌

主に寿司などの魚肉食品に存在している食中毒です。
食品中で毒素を生成し、多種多様な毒素を作ります。毒素はA~G型まであり、人に起こる食中毒の原因となる毒素はA.B.E型です。

発症すると頭痛、めまい、かすみ目、言語障害、呼吸困難などの症状が現れます。

発症までの時間は5~72時間あり、平均して12時間前後で発症します。
新鮮な食材を使い、洗浄を充分行うことや、食品を低温で保存して使う前に充分な加熱をすることで菌の増殖を防ぐことが可能です。

ノロウイルス

カキやハマグリなど、二枚貝に多く存在する食中毒菌です。

10月~4月頃にかけて集中的に発生し、非常に強い感染力を持っていて、少量でも人の腸内で爆発的に数が増えていき感染します。

発症すると頭痛、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状が現れます。

発症までの時間は1~2日です。
手洗いを徹底して行い、食材を充分な時間加熱することが予防に繋がります。調理器具もこまめに消毒、洗浄を行うことが重要になってきます。

食中毒による頭痛の原因と対処法、治し方を教えて?

食中毒が起こる原因は食材の殺菌、消毒、加熱が完全に行われていないことや、手洗いの未実施、調理器具に菌が大量に存在しているまま使ってしまうこと、などがあります。

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食中毒を起こさないようにする主な対処法を解説します。

手洗いの習慣

料理をする時、食材を扱う前には必ず手を洗う習慣をつけるようにしましょう。

汚い手で食材を触ると食中毒の原因に繋がります。

調理器具の消毒

包丁やまな板は、こまめに殺菌消毒を行い、使う前には洗剤を使って洗うようにしましょう。

使う際はよく水を切って出来ることなら乾燥した状態で使用してください。

食材を解凍する時に自然解凍しない

冷凍している食材を解凍する時は、室温で解凍せず、冷蔵庫の中やレンジを使って解凍しましょう。

室温で解凍すると菌が繁殖し、食中毒の原因となります。

賞味期限を確認する

食材を使う前に、賞味期限を確認して期限が過ぎていたら使わないようにしましょう。

たとえ賞味期限内でも、臭いや味が変だと感じたらすぐに廃棄してください。
賞味期限が過ぎていなくても一度開封して時間が経つと、食材の状態は悪くなっていくので注意が必要です。

冷蔵庫、冷凍庫を開ける時間は短めにする

冷蔵庫や冷凍庫の開閉は素早く行うようにしましょう。

開いている時間が長いと保存されている食材の状態が悪くなってしまいます。

 
万が一食中毒にかかってしまった際は、自然に症状が治まるのを待つしか基本的には方法がありません。

身体は原因となっている菌を排出しようとして下痢を起こしているので、下痢止めなどの内服薬を使うことは絶対に止めましょう。

身体の菌が増殖して症状が重くなる危険があります。
下痢が続くことにより体内の水分が失われてしまうので、スポーツドリンクや経口補水液をしっかり飲んでこまめに水分補給を行うようにしてください。

下痢が続く場合はあまり水分補給しない方がいいのかなと思ってしまいがちですが、逆に脱水症状に繋がってしまうので水分補給はとても大事なんです。病院を受診した際は腸内の菌を殺す薬、荒れた腸の粘膜を保護してくれる薬などが場合に応じて処方されます。

急な腹痛や下痢が起こり、食中毒を疑ったら速やかに病院に行き、医師の診察を受けましょう。

まとめ

食中毒によって起こる頭痛について詳しくご紹介しました。

頭痛以外にも吐き気、倦怠感、めまい、関節痛などあらゆる症状が体に現れてきます。あまりにもひどい症状の場合は命の危険に関わってくる食中毒かもしれないので早急に医療機関を受診するようにしてください。

今の時期はとくに軽視せずにおかしいなと思ったらすぐ病院に行くようにしましょう!小さいお子さんや高齢者の方は免疫力が低いので早い診断が肝になってきますよ。

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