子供が高熱と頭痛を訴える場合に考えられる病気は?原因と対処法も!

子供達とお母さん

お子さんの突然の高熱や頭の痛みを訴えられたりすると、お母さんは慌ててしまいますよね。

特にまだ言葉をうまく話せないお子さんの場合には、どうして泣いているのか、熱以外に痛いところはないか、などと心配になってしまいます。少しでも知識があることで、いざお子さんが熱を出したり、頭が痛くて泣いている時にも慌てずに対処できると思います。

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それでは子供の高熱、頭痛を訴えたときの対処法なども含めて詳しくご紹介したいと思います。

子供が高熱を出しやすい理由とは?

まず、子供が高熱を出しやすい理由から説明していきます。

子供は高い熱を出しやすいってほんと?

大人と違い、子供の体はまだ未成熟なので、体温調整が十分整っていないことで、環境や気温の変化で体温が変わりやすんです。

子供が走り回ったり、はしゃいで遊んだあとに汗だくになっているのをよく見かけることがあると思います。

これも体温調整がまだしっかりしていないために運動熱で体温が高くなっているからなんです。親として大事なことは、普段から子供の平熱を知っておくことが大事だと思いますね。

平熱を知っておくことで、この熱は異常かと少しずつ判断できるようになってきますよ。

 
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子供に高熱・頭痛が続く場合の原因と考えられる病気は?

子供と体温の関係性が分かったところで次は高熱と頭痛が続く場合に考えられる原因と病気について見ていきましょう!

風邪

子供が風邪をひくと、症状は1つ2つではなく、色んな症状が出てきます。

風邪による熱や頭痛では、風邪薬や頭痛薬を飲むことで、ほとんどは改善します。

病院で処方されたお薬を飲ませて安静にしていれば2~3日で回復してくるので風邪の場合はそこまで心配する必要はありません。

お医者さんの指示に従って安静に過ごせるようにしてください。

インフルエンザ

インフルエンザは高熱、ガンガンするような頭痛が特徴です。

大人でもインフルエンザにかかると、ものすごく辛いものです。インフルエンザは、残念ながら市販薬では治る病気ではないので、医療機関を受診し、インフルエンザ治療薬を出してもらう必要があります。

お子さんの場合には、高熱が出ると、熱性けいれんを起こすお子さんもいるため、解熱剤を使うことをおすすめします。

38.5度以上の熱の場合には、解熱剤を使用して、熱性けいれんを起こさないようにしましょう。

高熱が出た場合には、脱水も起こしやすくなるので水分や飲むゼリータイプで水分を補給できるようにしましょう。

 
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中耳炎

子供に多い病気の1つである中耳炎。

発熱や頭痛の症状がありますが、熱が出ない事もあるようです。

耳のほうに鼻水などに含まれたばい菌が入ってしまい、耳の中に炎症を起こすので治療には時間がかかります。熱や頭痛に対しては、解熱鎮痛剤を使って対処できますが、耳の炎症に対しては抗生物質を使い、治療します。

鼻をこまめにかんだりすることで、中耳炎を予防することが出来ます。

脳炎

脳炎はウイルスが原因で脳に炎症を起こす病気です。

発熱、頭痛、けいれんなどの症状が出たりするので怖い病気という認識があります。

さらに熱といっても高い熱は出ずに、微熱程度のことが多いんです。インフルエンザやはしかなどウイルス性の病気にかかった後に、頭痛の症状が出た時には、脳炎を疑います。

脳炎は命に関わる怖い病気なので、予防のためにワクチンを打っておくといいでしょう。

ストレス

大人でもストレスがたまると、自律神経の乱れから頭痛や下痢など症状がありますよね。

お子さんの場合も、ストレスや不安、精神的な苦痛によって、発熱や頭痛の症状が出ることがあります。

他の症状がない場合や病気の可能性が低い場合には、ストレスが原因の場合もあるので、軽視せずにお子さんの声や症状と向き合ってください。ストレスだからと安易に考えずに、辛かったねとお子さんのそばにいる時間を作ってあげてください。

ストレスや精神的な苦痛は、お子さんの場合にはひどい時には自家中毒として現れることもありますので、注意が必要です。

高熱、頭痛、下痢、吐き気が起こる病気は?

風邪を引いた子供

高熱、頭痛だけでも子供にとっては辛いものですし、看病している親としてもどうしたらよいのか慌てるものです。

そこにさらに下痢、吐き気が起こると、どうしてよいのか分らなくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。熱や頭痛だけならご飯を食べ、薬を飲んでくれた…しかし、吐いてしまうとなると、食べない、薬も飲めないと親としても悩んでしまうと思います。

そこで子供に高熱・頭痛・下痢・吐き気が起こる病気にはどのようなものがあるのかこちらもまとめておいたので参考にしてみてください。

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インフルエンザ

先にも述べたようにインフルエンザは高熱、ガンガンするような頭痛が特徴です。

ガンガンするような頭痛から吐き気や実際に吐いてしまうこともあるのです。では、どうしてガンガンするような頭痛が起こるのでしょうか。

高い熱によって頭にある血管が広がります。
広がった血管によって、頭に走っている神経が押されたりすることで頭が痛くなるのです。さらに、高い熱で息が苦しくなり、体に酸素が十分取り込まれないと頭が酸血状態となり、頭が痛くなります。

先にも述べたように高い熱が出ることのみならず、吐いてしまうことで脱水を起こしやすくなりますので、水分や飲むゼリータイプで水分を補給できるようにしましょう。

口からの水分補給が難しい場合には、病院で点滴を受けるのも1つの手段だと思いますよ。

溶連菌感染症

溶連菌は、発熱と咽頭痛の初期症状から始まり、頭痛や発疹が出るのが特徴の病気です。

また、舌の表面にぶつぶつが現れることがあるので、このぶつぶつをイチゴの種のぶつぶつ具合に似ていることから「イチゴ舌」と呼ばれています。

この病気にかかるのは、幼児や小学生が中心といわれていますが、まれに大人もかかります。私も仕事中の小児科患者の関わりから、発症してしまったんですが喉が痛くなり、ご飯を食べるのも辛かった記憶がありますね。

髄膜炎

脳と脊髄を包んでいる髄膜という部分がおたふくかぜのウイルスや細菌に感染して炎症を起こします。

髄膜炎では高熱や我慢できないほどの頭痛があります。

脳にも影響を与える病気のため、非常に怖い病気です。
けいれんや目の焦点が合わないこともあり、細菌性の髄膜炎では、治療が遅れてしまうと重症化して、命に関わることもあるんです。

もちろん大人でもなる病気なのですが、診断は髄液検査といって、腰の骨の間に針を刺して、検査しなくてはいけません。

この検査が大人でも非常に痛い検査なんです。
お子さんの場合には、症状をきちんと言葉にできないので、首が硬くなっていたり、吐くなどの症状があれば親の判断ですぐに医療機関を受診したほうがいいでしょう。

急性虫垂炎

虫垂炎は聞き慣れない方も多いですよね。

盲腸というと知っている方も多いでしょう。
盲腸の先にぶら~んとぶら下がっている虫垂に炎症が起こる病気で、盲腸に起こる病気だから盲腸と呼ばれています。

小学生や中学生の時におきることが多いですが、全くそのままにしても炎症が起きなければ手術をして盲腸をとる必要はありません。現に、30年以上生きている私も痛くなったこともなければ、手術してとったりもしていません。

熱が出て、お腹の痛みがある、さらには吐いてしまったという症状がみられます。

右の下っ腹を押して痛みを感じる場合は、盲腸の可能性が高いので注意した方がいいかもしれません。

痛みを我慢したりずっと様子を見ていると、腹膜炎といってお腹の中、全体に炎症が広がってしまい、命の危険に関わってくるので速やかに病院を受診してください。

ロタウイルス腸炎

ロタウイルスというウイルスの感染が引き金となって起こる胃腸炎です。

主に寒い季節に起こりやすいですね。

高熱、嘔吐、下痢が起こったり、通常の胃腸炎よりもひどい嘔吐、脱水症状を起こすことがありますので、細めな水分補給をするようにしましょう。

子供に高熱や頭痛が起こった場合の対処法や治し方が知りたい!

自分の子供に高熱や頭痛が起こった場合にどうやって対処すればいいのか焦ってしまう方もたくさんいると思います。

2番目3番目のお子さんだったらそこまで焦ったりはしないと思いますが、それが初めての育児だとしたらなお更、不安になったり焦ったりしちゃうと思います。焦らずに対処する方法を簡単にご紹介しておくのでいざというときに覚えておいて頂けたらと思います。

高熱への対処法

高い熱が出た時には、熱や汗によって、水分が奪われます。

水分が奪われると、脱水症状になる可能性が高くなってくるのでお子さんの場合には、自分で喉が渇いている、なにか飲みたいなど訴えることも難しいかもしれません。

唇が渇いている時は、脱水のサインだと思って水分補給を欠かさずしてください。

さらに高い熱によって汗をたくさんかきますね。

汗をかいた際には、着替えやシーツをその度に交換してあげましょう。

お家でできることは?

熱が高くても、お子さんが元気であったり、機嫌がよかったり、食べたり眠れるようなら、あまり心配しなくても大丈夫です。

だからと言って油断はしないで処方されたお薬をしっかり飲ませ安静に過ごせるようにしてください。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

高熱や頭痛などの症状が子供に現れた場合の対処法や考えられる病気について詳しくご紹介しました。

高い熱や頭が痛いなど、子供に元気がないと、親としては心配で仕方ないですね。

不安になってしまうのは当然のことなので、親がどうしようと慌ててしまったり、イライラしてしまったりすると、具合の悪いお子さん自身も不安になってしまうと思います。

どうしてよいか分らずに大変かと思いますが、慌てずに、お子さんが少しでも安心できるように寄り添ってあげてくださいね。

薬や冷たい枕も必要なことですが、親がそばにいることがお子さんにとって1番の薬になることを忘れないでください。

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