耳の上が痛い!頭痛や腫れ・しこり・押すと痛む場合の原因と治し方は?

耳の上が痛む女性

普段、何気なく生活を送っているときにふと耳の上が痛くなることはありませんか?

頭全体が重かったり痛かったりすることはあるかもしれませんが、ピンポイントで耳の上が痛い場合は、いつもの頭痛とは違った原因が隠れているかもしれませんよ。今回は耳の上が痛いときや腫れ・しこりがある場合などについて詳しくご紹介していきます。

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耳の上がズキズキ痛む3つの原因とは?

耳の上がズキズキ痛むときの原因としては、主に以下の3つがあげられます。

後頭神経痛

後頭神経痛とはあまり聞きなれない言葉ですが、要は後頭部から頭頂部の皮膚を支配している「後頭神経」という知覚神経が刺激されることで生じる痛みのことです。

原因としては、肩こりやストレスによって後頭神経周囲の筋肉が緊張することで収縮し、後頭神経を圧迫することでおこることが多いとされています。

後頭神経は大きく分けて3つの神経支配を指し、それぞれ「大後頭神経」、「大耳介神経」、「小後頭神経」があります。

大後頭神経は後頭部~頭頂部にかけて、大耳介神経は耳の後ろ、そして小後頭神経痛は耳の横や上などの側頭部の神経支配をしており、どの神経が刺激されているかによって痛みの出る場所が異なります。

耳の上が痛む場合は小後頭神経痛があてはまります。

これらの後頭神経痛は後頭部と頭頂部の「皮膚」の知覚を支配しています。そのため、これらの神経が刺激された際は、その神経支配領域の皮膚が突っ張るような痛みや、チクチクと刺すような痛みを感じるという人が多いようです。

この時、痛みに加えて感覚の鈍さや知覚異常などを感じる場合もあります。

片頭痛(偏頭痛)

片頭痛とは、目~耳の上にかけておこる頭痛で、片側あるいは両側におこります。

また脈の拍動に合わせて痛みが生じるのが特徴で、ズキズキした痛みや、ガンガンした痛みと訴える人が多いようです。

月に1、2回程度という人から、多い人だと週に1、2回痛みが生じる人もいて、一度発症すると痛みのあまり動けなくなったり、寝込んだりしてしまう場合もあります。

また片頭痛は、何らかの原因で頭の血管が拡張し、その周りを走行している三叉神経が圧迫され、痛みを生じると考えられています。

この血管を拡張させる1番の原因となるのがストレスと言われています。

ほかにもカフェインを含むものも、血管拡張作用があるため、コーヒーの飲みすぎによっても片頭痛が起こることがあるので片頭痛持ちの人は場合によっては控えないといけませんね。

群発頭痛

群発頭痛とは、年に数回、数週間~数か月の「群発期間」と呼ばれる期間に集中して起こる頭痛です。

この群発期間中はほぼ毎日発症し、目の周りから側頭部にかけて強烈な痛みを生じます。

痛みの生じる時間は短時間ですが、痛みで身動きも取れないような激しい痛みが左右どちらかに生じます。

また決まった時間におこりやすいのが特徴で、明け方や夜間就寝中に起こることが多いようです。

また痛みに伴って、同じ側の流涙や充血、鼻汁などの症状が現れる場合もあります。

群発頭痛は、目の後ろにある血管が拡張し、腫れたり炎症を引き起こしたりするために痛みが生じると言われています。

またこれらの誘因としては、主にアルコールやタバコが大きく関わっているようですよ。

頭痛・腫れ・しこりがある場合に考えられる病気は?

耳が痛む男の子

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耳の上の痛みだけの場合は、血管の拡張や神経の圧迫が原因となって痛みを引き起こすと考えられていますが、頭痛だけでなく、腫れやしこりがある場合は以下の2つが考えられます。

粉瘤(ふんりゅう・アテローマ)

粉瘤は本来剥がれ落ちるはずだった垢や角質が皮膚の下にたまってしまった腫瘍です。

腫瘍と言っても、粉瘤は良性のものなので、一般的に身体に害を及ぼすことはありません。

ですが皮膚の下にたまってしまった垢や角質はそのままにしておくとどんどんたまってしまう一方なので、放置すると次第に大きくなったり、化膿して炎症を起こすことがあるため、その時は治療してもらうのが良いでしょう。

また粉瘤は身体のどこにでもできますが、背中やおしり、顔、耳の周りにできやすいとされています。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい・いぼ)

尋常性疣贅とは俗に言う「いぼ」のことです。

いぼはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こるとされており、傷のある部分で触れることで感染します。

このHPVは皮膚の角化細胞に感染するため、皮膚の最も外側にある表皮が厚く硬くなることで生じます。

耳の上が痛む場合の治し方と対処法を教えて?

一概に「耳の上が痛い」と言ってもそれぞれ原因が異なるので、それぞれについての治療法をご紹介します。

後頭神経痛・片頭痛

後頭神経痛や片頭痛はストレスや肩こりによって生じることが多いため、まずはストレスを軽減し、生活習慣を見直すことが大切です。

現代はストレス社会といわれるほど周りにはストレスがあふれていますが、たまにはリフレッシュする時間を設けることも必要です。

また、突然頭痛が起こった場合は、肩や首周りをもみほぐして血行をよくすることで軽減する場合もあります。

そのため仕事で忙しい人でも、たまには手を止めて肩や首を回したりもみほぐしたりする時間を作ってみましょう。

それでも痛みがひどい場合は、神経内科やペインクリニックを受診してみましょう。

ここでは神経に対する治療薬や、痛みに対する鎮痛剤などを処方してくれるので、きちんと治療することも大切です。

群発頭痛

群発頭痛はアルコールやタバコが誘因とされているため、これらの摂取を控えるようにしてください。

また群発頭痛の場合、群発期間中は毎日おこるため、病院を受診すると一般的に頭痛が起きたときの薬と予防するための薬が処方されます。

これらの薬物療法でも改善が見られない場合は、痛みの伝達をブロックする神経ブロック療法がおこなわれる場合があります。

粉瘤

粉瘤は一般的に放っておいても身体に悪影響を及ぼさないと考えられていますが、肥大化が進み、化膿や炎症が起きた場合は病院での治療が必要となります。

治療としては粉瘤の周りを切開し、中にたまっている垢や角質の入った嚢胞を取り出します。

尋常性疣贅

いぼは放置すると大きくなったり、飛び火して別の場所にできたりすることが多いため、早めに治療することが大切です。

治療法としては超低温の液体窒素でいぼを凍結させ死滅させる方法や、モノクロール酢酸やグルタルアルデヒドなどをいぼにぬる方法、スピール膏といういぼをとかす作用のあるテープを張る方法などがあります。

治療法は個人によっても様々なので、医師と相談しながらきちんと治しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

耳の上が痛む場合の原因や考えられる病気、そして治し方や対処法について詳しくご紹介しました。

このように、耳の上が痛くなる原因は様々です。

きちんと自分のあてはまる病態を知り、治療することが大切ですね。

放置すると悪化するものもあるので、気になる症状があれば、早めに医療機関を受診するようにしてください。

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