立ちくらみと頭痛が起こる原因とは?吐き気や耳鳴りが起こる病気も調査!

具合が悪そうな女性

日ごろの生活の中で、急に目の前がくらくらして立ちくらんだり、頭痛に悩まされたりすることはありませんか?

これらは別々に起こることはあっても、同時に起こるときは何かしらの病気が考えられます。

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今回は立ちくらみと頭痛の関係性や原因、考えられる病気、さらにめまいや動悸、だるさがある場合の病気などについてご紹介していきます。

立ちくらみと頭痛の関係性と原因について

座ったりしゃがんだりした状態から急に立ち上がると、くらくらしたり目の前が真っ暗になったりするようなことはありませんか?

これが一般的な立ちくらみの症状ですが、これに加えて頭痛がある場合は脳にうまく血液が回っていないことが考えられます。

脳へ血液が行かないと脳が酸素不足になり、結果として立ちくらみと頭痛が起こってしまうのです。

また立ちくらみは脳や耳の機能とも関係しています。

通常は内耳にある三半規管が平衡感覚を司っており、ここから脳に情報を送って普段の平衡機能を保っています。

しかしこの内耳や脳に何かしら問題が生じると、立ちくらみや頭痛が起こる場合があります。

 
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立ちくらみと頭痛・吐き気・耳鳴りが起こる病気は?

それでは立ちくらみに併せて頭痛や吐き気、耳鳴りが起こる病気はどのようなものがあるのでしょうか。

考えられる病気を3つご紹介します。

貧血

最も代表的なのが貧血です。

人の体には血液が流れていますが、この血液中には「赤血球」という酸素を運ぶ役割のある細胞があります。

この赤血球には「ヘモグロビン」という色素が多量に含まれており、このヘモグロビンが酸素と結合することで酸素を全身にいきわたらせています。

そしてこのヘモグロビンの量が減少した状態が貧血です。

貧血になると酸素を運ぶためのヘモグロビンが足りなくなるため、全身が酸素不足になります。

そのため、脳が酸素不足になることで立ちくらみが生じたり、頭重感や頭痛、さらには全身倦怠感などが生じます。

また、聴覚組織が酸素不足になると耳鳴りが、そして消化器官が酸素不足になることで吐き気などが生じると考えられています。

起立性低血圧

起立性低血圧とは、座ったりしゃがんだりした状態から急に立ち上がることで起こる血圧の低下のことです。

通常このように急に立ち上がっても、交感神経による血圧の調節機能が働くため、正常な血圧が保たれるようになっています。

しかし何らかの原因でこの調節機能が働かないと血液は重力によって心臓よりも下に集まり、心臓より上にある脳への血液が減少することで脳が貧血状態になり、めまいや立ちくらみなどを伴った起立性低血圧が引き起こされるのです。

脳梗塞、一過性脳虚血

立ちくらみと頭痛が同時に起きる病気として最も気を付けたいのが、脳梗塞や一過性脳虚血です。

脳梗塞は脳の血管が閉塞または狭窄することで、その先の脳組織に血流がいかなくなり、酸素や栄養が届かなくなることで次第に壊死してしまう病気です。

そしてその前段階で、一時的に脳の血流が悪くなったものを一過性脳虚血といいます。

一過性脳虚血による頭痛や立ちくらみは、脳の血管が狭窄して脳組織が酸素不足に陥ることで、起こります。

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このとき、頭痛や立ちくらみのほかに、ろれつが回りにくくなる、目の焦点が合わなくなる、顔がひきつる、左右どちらかが動かしにくい、言葉を理解できないなどの症状が現れる場合もあります。

これらの症状が出始めたら脳梗塞の一歩手前かもしれません。

重症化してしまう前に、一刻も早く病院を受診しましょう。

頭痛と合わせてめまい・動悸・だるさがある場合は?

立ちくらみする女性

頭痛と立ちくらみに合わせてめまいや動悸、だるさがある場合は自律神経失調症や低血圧などが考えられます。

自律神経失調症

まず自律神経とは、汗をかく、血管が収縮・拡張する、心臓を動かすといった、生きるために必要で、かつ意志とは無関係におこる調節機能を司る神経です。

この自律神経には「交感神経」「副交感神経」の2つがあり、これらはそれぞれ通常逆の効果を発揮するという特徴があります。

交感神経は興奮したときに優位になる神経で、血管を収縮したり、脈拍を上げたり、消化機能を抑制するはたらきがあります。

逆に副交感神経は安静時に優位になる神経で、血管を拡張させたり、脈拍をゆっくりとさせたり、消化機能を促進させるはたらきがあります。

これらが自律神経の主な役割ですが、これらの機能がうまくはたらかなくなった状態が自律神経失調症です。

自律神経がうまく働かないと身体に様々な不調が生じます。

例えば、眠れない、動悸や息切れ、めまいがするといった症状が出たり、情緒不安定になったりすることもあります。

また免疫機能が低下して、風邪をひきやすくなったり、身体のだるさを感じることもあります。

自律神経失調症は、過度なストレスや環境の変化、ホルモンバランスの変化や生活リズムの乱れなどが原因となって引き起こされることが多いと考えられています。

そのため、まずは一度自分の生活を見直してみて、規則正しい生活を送るように心がけましょう。

低血圧

低血圧とは、最高血圧が100mmHg未満、最低血圧が60mmHg未満の場合を指します。

低血圧だからと言って必ずしも身体に問題があるわけではありませんが、全身の血管を流れる血流の圧が弱く、血液がうまく循環しないことで様々な症状が現れることがあります。

例えば立ちくらみやめまいは脳への血流が足りなくなることで脳は酸素不足となることでおこります。

また動悸は、血液循環が悪くなると全身で酸素不足の影響が現れるため、心臓は血流を上げようとすることで起こります。

さらにだるさや倦怠感は、全身の酸素不足により、エネルギーの生産が追い付かなくなるためにおこります。

このように、低血圧が原因で様々な症状が起こりうるため、症状が辛い場合は病院を受診してみてくださいね。

 
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まとめ

いかがでしたでしょうか?

立ちくらみや頭痛、吐き気、耳鳴りなど、一見見過ごしがちな症状ですが、これらが重なる場合はもしかしたら何かしらの病気が隠れている場合があります。

症状が重くなったり、生活に支障が出たりする場合は、「こんなことで病院へ行くなんて…」と思わずに受診してみましょう。

それが生活の質をよりよくすることにつながるかもしれませんよ。

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