低体温による頭痛の原因とは?吐き気やめまいを改善する方法も教えて?

体温計で熱を計る女性

普段、みなさんの平熱はどれくらいありますか?

平熱なんて気にしたことない…なんて方もいるかもしれませんが、一般的に平熱は36~37℃といわれていて36度を下回る場合は「低体温」になります。

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この平熱が低い「低体温」と呼ばれる状態だと、実は様々な不調が出やすいんですね。多くは頭痛や吐き気、めまい、だるさなどが起こりやすいとされていますが、今回は低体温による頭痛が起こる原因や改善する方法などについて詳しくご紹介していきます。

低体温から起こる頭痛の原因とは?

低体温の人は頭痛が起こりやすいといわれますが、その原因としては主に脳への血流と自律神経が関係しています。

ひとつずつ詳しく説明していきますね。

脳への血流が足りなくなる

体温が低い状態だとエネルギーの生産効率が悪く、全身の血行も悪くなりがちです。

中でも脳は身体の最も上にあるため、重力の影響でふとした瞬間に血液が不足することがあります。

例えば“起立性低血圧”がその代表のひとつと言えます。

起立性低血圧は座った状態や横になった状態から急に立ち上がることで脳への血流が不足し、頭痛やめまいがおこります。

低体温の人は全身の筋肉が不足していたり、エネルギーの生産が不足している場合が多いため、普段から低血圧であったり、起立性低血圧が起こりやすい状態であることも多くみられます。

そのため脳へ十分な血液が届かず、酸素や栄養が不足することで頭痛が起こると考えられています。

自律神経の乱れによるもの

人の体温の調節は自律神経が行っていますが、この自律神経に乱れが生じると体温がうまく維持できず、低体温となることがあります。

この自律神経の乱れは生活習慣の乱れや日ごろのストレスなどが原因となることが多いとされ、ひどくなると自律神経失調症と診断されることもあります。

こうして自律神経が乱れることで低体温や頭痛などといった症状が引き起こされるのです。

低体温が原因で吐き気やめまい、だるさも起こる?

低体温だと頭痛のほかにも吐き気やめまい、だるさといった症状が出ることがあります。

吐き気やめまいも自律神経の乱れが原因

吐き気やめまいなども、自律神経の乱れが原因となることが多いようです。

自律神経は消化器官のはたらきもコントロールしているためです。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなりますが、これらは相反するはたらきを持っています。

交感神経は興奮した時に優位になる神経で、副交感神経はリラックスしているときに優位になる神経です。

このうち副交感神経は消化器官の消化・吸収などに携わっており、これらの働きが乱れることで吐き気や胃のもたれ、食欲不振などといった症状が現れます。

また、低体温と自律神経の乱れの乱れによって頭部への血流が不足すると、脳だけでなく耳などの周辺組織にも影響が及びます。

そのため耳への血流が悪くなることで、平衡を司っている三半規管への血流が悪くなり、めまいが起こるのです。

身体がだるいのはエネルギー不足

体温は全身から生み出されるエネルギーをもとにして保たれていますが、低体温の人はそのエネルギーが不足しているため体温が低くなると考えられます。

エネルギー不足の原因としては基礎代謝の低下や筋力不足などがあげられますが、それは人によっても様々です。

体から生み出されるエネルギーが不足している状態だと疲れやすかったり、身体がだるいと感じることが多くなるんです。

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低体温による頭痛改善方法とは?

代謝を上げるランニング法

低体温を改善する方法としては、まずは規則正しい生活を送ることが最も重要です。

その中でもポイントとなるのが、運動・入浴習慣・食事・睡眠の4つです。こちらについてもひとつずつ詳しく説明していきますね。

運動する

まず、体温を上げるためには運動することが効果的です。

低体温の人は筋力不足のためにエネルギーの生産が不足している場合が多くみられるのです。

筋肉は全身の血管を刺激し、血流をよくするはたらきがあります。

またエネルギーを消費している部分の2割は筋肉ともいわれ、筋肉をつけることで基礎代謝量も増えるとされています。

そのため筋肉をしっかりとつけることで基礎代謝を上げ、体温の上昇につながります。

湯船に浸かる

日ごろ忙しいと、湯船に浸からずシャワーで済ましていることはありませんか?

ですが、低体温の人にとって湯船に浸かってしっかりと体を温めることは大切です。

入り方としては、37~39度程度のぬるめのお湯に20~30分ほど浸かるのが理想です。

あまり熱くしすぎると今度は交感神経が刺激されやすくなってしまうため、少しぬるいと感じる程度がちょうどよいとされています。

これにより副交感神経が刺激され、ほどよいリラックス感が得られます。

また、20~30分ほどお風呂に浸かることで身体の芯まで温まるため、物理的にも体温をあげるのに効果的です。

食事にタンパク質を積極的に取り入れる

食事をバランスよくとることも体温をあげるには必要です。

特にタンパク質は十分に摂るように心がけましょう。

タンパク質は血や肉になるといわれるように、人の血液や筋肉を作る元となります。

そのため良質なタンパク質を摂取することで筋力や血流をアップさせ、体温をあげやすい身体作りをしましょう。

良質なタンパク質を含む食材をいくつかまとめておきます。

 

※コンビニなどで簡単に買える食材です。

  • ゆで卵
  • 納豆
  • チーズ
  • 大豆類
  • イワシや鮭の缶詰
  • 豆乳
  • サラダチキン

 

身近なもので簡単に取り入れることが出来るものをいくつかご紹介しました。

朝食やお昼ご飯のメニューにプラスして積極的に摂るようにしましょう!

十分な睡眠時間をとる

最後に十分な睡眠をとることも大切です。

自律神経のうち副交感神経はリラックスしている間に優位になるため睡眠中は副交感神経が優位となります。

これにより消化器官をはじめとする内臓の機能も改善し、血管も拡張することで全身に血流がいきわたりやすくなります。

睡眠時間が足りていない人や良質な睡眠を得られていない人は、この副交感神経が優位になりにくく、常に交感神経がはたらいている状態になりがちです。

こうなると血管は収縮し、全身への血行も悪くなってしまいます。

そのため副交感神経のはたらきが活発になりやすいように、日ごろから十分な睡眠を確保することは大切なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

低体温が原因で頭痛が起こったり、めまい、吐き気、体のだるさが起こるメカニズムについて詳しくご紹介しました。

低体温だとこのように様々な悪影響をおよぼすことがあるのですね。

「ただ体温が低いだけ…」と甘く見ずに、日ごろから規則正しい生活を送ることで、体温アップを心がけるようにしましょう。

体温が上がることで様々な症状が改善されるばかりではなく、免疫力や基礎代謝も向上し、体にとって良いことだらけです。

体温が低い人は、ぜひ体温が上がるような工夫を生活に取り入れてみてくださいね。

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